Question :
オープンに話そうと思っても相手が聴く耳を持っていない、対話を拒絶される場合はどうしたらよいか、悩みます。
違いを受け入れるということは、個々の意見や考え方を相互理解した結果の姿であると思いますが、アドバイスをお願いします。
(2021/2 日系メーカー 管理職)
Answer :
相手の気持ちはコントロールできませんから、悩みますね。
EQで学べるのは相手との「心の距離感」だと思います。相手が自分の心との距離感を創ろうとしているなら、こちらもあえて近づくことなく、距離感を保ってみてはいかがでしょうか?
ただし、仕事上などの関係を保つ関係なら、Doing(タスク/やること)やHaving(資格や役割)としてのコミュニケーションは淡々と進め、Being(あり方)に関してはできる限り丁寧に尊重する姿勢で臨んでください。相手を尊重する姿勢で接しますが、仕事としてはあえて淡々と進めるといった感じです。
聴く耳を持たない相手に、腹をたてたりイラついたりせず、一つ大人な視点で対応することで変な疲れをためることは減らせると思います。“反応せずに対応する”ことを学べるのもEQ開発の利点だと思います。
(アイズプラス 池照)