Question :
苦手な方と1on1ミーティングを行なう時の心構えを知りたいです。
(2025/10 A市 管理職)

Answer :
ご質問ありがとうございます。
「苦手な方」との1on1は、多くのリーダーがぶつかるテーマです。
ここで大切なのは、「どう関わるか」よりも「自分の感情をどう扱うか」です。
Step1. まずは“自分の感情”を見える化する
苦手意識の正体は、「相手」ではなく「自分の中にある感情」です。
会う前にムードメーターを使って、自分の感情を言語化してみましょう。
例:「緊張」「面倒」「苛立ち」「不安」「警戒」など
・その感情の裏にある“欲求”を探ります。→「理解されたい」「嫌われたくない」など。
→この作業で、感情が思考を支配しにくくなり、冷静さを取り戻せます。
Step2. 目的を「相手を変える」から「関係を整える」へ
1on1の目的は「評価」でも「説得」でもなく、相互理解と信頼の再構築です。
相手の言動に反応するより「なぜそう感じているのか」を探る姿勢を持ちましょう。
・「なぜこの人と話すのが苦手なんだろう?」
・「どんな関係を築けたら、仕事がやりやすくなるだろう?」と
“対話のゴール”を設定すると、関係性の質が上がります。
Step3. 感情的安全性をデザインする
苦手な相手ほど、先に安全な場づくりを。
・トーンを柔らかく始める(例:「お時間ありがとうございます」「天気がいいですね」)
・共通の目的を最初に確認する(例:「市役所での1on1の目的は・・・」)
・否定ではなく“関心”で応じる(例:「そう感じているんですね」)
最後に一言。私も「苦手意識をもつ」ことがあります。視点を変えると、“苦手意識”は自分と向き合うサインになります。まだまだ理想には遠い部分もありますが、一緒に考えていきましょう。
苦手な人との1on1こそ、人間らしい感情を活かす力(=感情知性EQなど)を磨くチャンスと捉えています。
(アイズプラス 池照)