Question :
コミュニケーションを仕事の無駄として拒むメンバーがいるのですが、どのようにアプローチすべきでしょうか?仕事はとても出来るのですが、周囲との軋轢が生まれることがあります。
(2024/2 法律事務所)
Answer :
ご質問ありがとうございます。
コミュニケーションを拒まれてしまうと、チームで仕事を進めるにあたって難しい状況になりますね。 御社の中で、「仕事ができる」の定義の中で、コミュニケーションはどのように位置づけられているでしょうか? もし、仕事の中でコミュニケーションが必ず必要なこと(Must to have)なのか、または、あったほうがいいこと (Better to have)なのか、これを上長からきちんと伝えることが必要です。
仕事の中に取り組んでいただくには、以下も視点として必要です。
・公平性:
私たちは何をモノサシに成果を評価するのか(人事制度や方針の明示)
・公正・透明性:
現在のビジネス環境の中で何を大切にして日々の業務を進めるか
(例:「今期のプランでは顧客の動向をみて○○を強化する」「私達の部門では△△を重点にします。なぜなら今期の優先順位は・・・」など)
・納得性 :
各メンバーが上記を理解し、納得して各自の目標設定ができるようにすること
そして同僚/仲間としては、「その方とコミュニケーションがあることが嬉しさや楽しさにつながる」などの一緒 に働くことにへのポジティブな感情を伝えることも、関係性強化につながります。
(アイズプラス 池照)