Question :
柔軟性を高め相手の考えを受け入れられるようになっていきたいのですが、
受け入れるだけでなく自分の考えを分かってもらいたいという気持ちが強く出てしまいます。
それは抑えるべきなのでしょうか。それとも上手く表現を変えていくということなのでしょうか。
（2020/11 日系メーカー 管理職）
Answer :
「柔軟性」は考えの幅広さやしなやかさのことで、相手の多様な考えを受け入れる「頭の柔らかさ」のことです。
これを高めるためには、物事を多角的に捉えることが必要で、「あの人ならどうするかな」「この人ならこんな風に感じるかな」といった多様な人の意見や視点を受け入れるまさに一人ひとりの「違い」を認めることが第一歩となります。
柔軟性を高めながら、「自分の考えも分かってほしい」ことは両立できます。その際、ご自身の「自己主張性」を見直してみてください。
もし、ご自身の「自己主張性」が高めであれば、話をする際に先に相手の話を聴くようにしてみてください。自己主張性が高い方は自分の意見を先に伝えがちですが、これでは相手が自分の意見を言えなくなることもあります（特にあなたが上位職や目上である場合）。
相手の意見や視点を先に聴き、その考えが自分と異なる場合には「新たな視点」を発してくれたこと感謝をもって話をることをお勧めします。
（アイズプラス 池照）
