Question :
心内知性「気力創出力」の底上げをどのようにしていくかが大きな課題です。
(2021/2 日系メーカー 管理職)
Answer :
心内知性の気力創出力は、ポジティブな感情を自ら作り出し、活用し維持し続ける能力のことで、リーダーシップの発揮の中でもらの「あり方」に影響する能力です。
- セルフエフィカシー(自分の知識や経験に対する肯定的な視点、自信をもつ事)
- 達成動機(物事への取り組みの粘り強さとやる気)
- 気力充実度(精神的なエネルギーの高さ)
- 楽観性(物事のポジティブな捉え方、割り切りの良さ、物事への肯定的な予測性の事)
これら4つの素養を短時間に全て底上げするのは難しいかもしれません。
ですが、これら4つは全て「意図をもつかどうか」で調整がつくものでもあります。
例えば、「楽しい」という感情の認識の後に、「楽しむ」という意図をもてるか、
例えば、「つらい」という感情認識の後に、「つらくても穏やかでありたい」と意図するか、です。
事象に対する素直な感情を認めたうえで、自分の「あり方」を体現する感情調整をすることで、ご自身の「あり方」を常に考えることができ、それが自分の「ありたさ」につながっていくかと思います。
(アイズプラス 池照)