Question :
ダイバーシティ自己採点、心理的安全性の得点も比較的高い組織にいますが、離職率が異常に高いです。解決策はありますか?
(2022/10 日系メーカー 管理職)
Answer :
ダイバーシティの自己採点はご自身でつけたもの、心理的安全性の検査は御社の組織的な診断でしょうか?
離職率が高い場合、いくつかの要因が考えられます。
私たちが現場でリーダーとしてできることには、以下が考えられるかと思います。
・1on1面談 :
一人ひとりと時間をとり、話を徹底して聴きます。私のお勧めは、時間を短く(20-30分)、相手が選択するテーマで毎回話を聴き切る方法です。
多くのメンバーがいる場合、時間もかかりますが継続することで一人ひとりが感じる「心理的安全性」が高まり、課題と感じることなどが把握できる可能性が高まります。
鎌倉市役所での事例を私のブログご紹介していますので、ご参考ください。
→20分1on1ミーティング@鎌倉市役所
鎌倉市役所では、関係性スコアが向上し、活動も継続されています。
・会議のファシリテーション :
メンバーの皆さんが集まる「会議」のファシリテーションに工夫を加えることで、会議を情報集収集・人材育成の場にしていくことが可能になります。
・より本音を引き出す :
会議スタート時に Moodmeterで全員がチェックインする(これにより、一人ひとりの感情/体調状態を把握しながら声かけが可能です)
・意見が出にくい場合 :
テーマについて各自が手元に意見を書き出し、それを「読んで」もらいます。意見が出しくい方でも、「書い出して読む」ことで一人一つ意見や視点を発信するトレーニングになります。
(アイズプラス 池照)