Question :
最近は在宅勤務で、なかなか自然な声掛けが難しいかもと思いました。
もし、よい事例等がありましたら、教えてください。
(2021/1 日系メーカー 管理職)
Answer :
在宅勤務の(リモート)での自然な声かけなど、私たち誰もが この1年ほどで多くの工夫を重ねてきたように感じます。
世界中の人が工夫を重ねた1年目でしたが、いくつかの組織で組織開発ワークショップを担当させていただく中で、以下のような事例をご紹介いたします。
■リモート会議は早めに入っておく
リモート会議は始まる時間にいきなりスタートし、終了も余韻は難しくなります。
会議10分くらい前に入り早めに入った方と、仕事以外の話をするなどで自然な話ができるかと思います。
■雑談タイムを設けておく
雑談タイムを設ける際、ただ「雑談」だと続かないようです。
緩やかなテーマを決めて、皆さんに入っていただく工夫ができるかと思います。
※例:最近のイケてるランチ、卵料理自慢、一人筋トレ、、、など
■チェックインを丁寧にやる
ミーティングや会議がスタートした際、すぐに「しゃべる」ことができるのは自覚のあるリーダーだけです。
多くの方は、「話し出すセレモニー=チェックイン」が必要です。MoodMeterを活用してEnergyとFeelingの点数付けをして互いに自分の状況を話すなどは、「しゃべる」きっかけづくりになり、また互いの状況を理解することにもつながります。
最初はリーダーの方からスタートしていくと良いかと思います。
よいチェックインが、よいチェックアウトにもつながります。チェックインを実施したら、ぜひ「このミーティングが終了したらどんな気持ちでいた欲しいか」をデザインしたチェックアウトにつなげてください。
このミーティングによって、どんなことが分かったか?(やること)よりも、どんな気持ちに変わったか?(感情)をを共有していただくとよいかと思います。
※例:「皆さんの発表を聞いて、とにかくワクワクがとまりません」などをリーダーから言うなど
(アイズプラス 池照)