Question :
部内には比較的属性が似ているメンバーが多く、結果的に強みとしている分野や経験も似ている気がする。この場合の「個性を生かす」をどう考えていけばいいか少し悩みます。
(2022/6 日系メーカー 管理職)
Answer :
多様性を属性で捉えることをデモグラフィー型(例えばメンバー10名全員が男性、40代、日本人であるということ)、一方多様性を個性や特性で捉えることをタスク型(同じ10名でも、違う生まれ、経験、思考、視点、感情、思考をもった人間がいる)と学びました。
属性や経験が似ていても、2,185ある感情は多様で、皆が同じように感じているとは限りません。
また、同じ仕事をしていても、人によって感情や体調の状態には違いがあります(ワークショップ時のムードメータでも、4色すべてに分かれていました)。タスク型の多様性の違いに眼を向けることが、とても大切と感じています。
また、リーダーだけで「個を生かす」ことを考えず、メンバー一人ひとりに「どうしたら自分の個性をより活かすことができるか」を考えてもらう、または一緒に考えていくこともできる事の一つです。
(アイズプラス 池照)