Question :
相手を知るのは難しい。いろんな考えがある。それをどう理解していくか、コミュニケーションが苦手な人間同士ではどうしたらいいんだろう。
(2020/12 日系メーカー 管理職)
Answer :
おっしゃる通り、コミュニケーションをとるのは本当に難しいものですね。
コミュニケーションの定義をあらためて調べると以下のようなものが出てきました。
- 社会生活を営む人間が互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと。言語・文字・身振りなどを媒介として行われる。「―をもつ」「―の欠如」
- 動物どうしの間で行われる、身振りや音声などによる情報伝達。
コミュニケーションは情報を伝えることや互いに交わすこととのことですが、この種類はとても多様で、しかもその手段も多様です。
互いを知るに絞れば、手段は話す、聞く、描く、書くの他に身振り手振りや雰囲気で伝えるというのもあるでしょうか。また、ツールも 対面、オンライン、メール、チャット、電話などが選択できます。
濃淡はあれ、人はそれぞれに得意なコミュニケーションの手段と心地よい(慣れている)ツールがあるのだと思います。
もし、相手が「聴く」が上手な方なら、「今日は話しを聴いてほしくて時間をもらった」と伝えて聴いてもらうことから始め、
もし、相手が「書く」が上手なら、メールでのやり取りを主体に置いてやり取りをし、
もし、相手が「話す」が不得意ででも鍛えなければならないならFact(事実)、Express /Emotion(感じたことを伝える)、解決策(Solution)など項目を分けて話してもらう訓練をしながらミーティングをするなどの工夫ができるでしょうか。
お互いに得意と不得意と、伸ばしたい力があるはず、そんなところを少しずつ工夫を重ねて「心の距離間」は縮められると思います。
(アイズプラス 池照)